猿の自撮り写真の著作権に関する訴訟が和解になった件。

猿の自撮り写真の著作権に関する訴訟が和解になった件。

2011年ごろに話題になっていた

インドネシアに生息する絶滅危惧種

マクカザルの「ナルト」の自撮り写真の著作権を巡る訴訟として

動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)

ナルトが写真を撮ったカメラを所持している

デビットスレーターさんに対して、

「写真の著作権はこの猿のナルト」にあるとして提訴をしていました。

ちなみに、この写真です。(wikipedia commonsより)

Macaca nigra self-portrait (rotated and cropped)

その後2016年にアメリカの裁判所は猿による自撮りにはその動物には

著作権が発生しないことが発表されたり…

(類似の物としては象が描いた絵など)

PETA側が負けることは、ほぼ確定状態でした。

そこで、その結果がどうなるのだろうと結構注目されていました。


そして、昨日こんなニュースが入って来ました。

BBCニュース

ここでは、スレーター氏は写真の著作権収入の4分の1が

登録慈善団体に寄付されることで和解するとのことです。

 

…ただ、この問題の写真について。

元々WikipediaCommonsに写真が掲載され

(今回引用している写真もそこから)

この写真の著作権が誰の物なのか。誰のものでもないのか。

という、難しい問題が出て来て。

それに対して自分に権利があることを確認する裁判を

本件のスレーター氏がしている…

っていうニュースもあった気がするので、なかなか複雑ですよね。

スレーター氏がWikipediaCommonsに対して訴え

もし、権利があるとすると…とか色々あるので()

 

WikipediaCommonsに対しての件についてのニュースは今から調べよっと。

 

 

動物が作った制作物は、 AIによるものと同じく近年注目されている話題です。

どちらも、人権や著作権は

まず、人権や著作権が存在・発生するのか

そして、発生するとしたら誰に発生するのか・帰属するのか

 

…もう、難しすぎますが、特に近年の動物愛護

そして、 AIの急激な発達に対してどう対応していくのかが問われています。

と言っても、そこの勉強はまだできていないので、追っていかないと。

 

 

ちなみに、著作権まんまではないですが…

1ヶ月前の月刊法学教室 2017年 08 月号 [雑誌]にて

以前紹介した判例の読み方の著者青木人志先生による

「AIから法学を考える」というページにおいて

AIや動物の人権について掲載されており、参考になります。

なんていうんだろう、難しいとともに、考えさせられるというか。

でも、面白い分野なので勉強したいと思います!